松浦船水掉婦言

作者 仙果(sennka1806-1868) 絵師 国芳(kuniyoshi)1797-1861

歌川国芳(kuniyoshi utagawa)

生没：1861〜1798年

江戸時代末期の浮世絵師。

中央区日本橋生まれ、染物屋を営む家に生まれる。

奇想天外な発想力やデザイン力を持ち、またしっかりとしたデッサン力も兼ね備えていた。

一勇斎、朝桜楼などと号した時期もある。

1811年頃、初代 歌川豊国に入門するも長きに渡り不遇の時を過ごした。

ちなみに、風景画で有名な歌川広重と同年生まれであり同じ時代に活動をしている。

1818～30年、巷で流行した水滸伝のブームにのって「通俗水滸伝豪傑百八人」の錦絵シリーズを制作。それが大評判を呼び、”武者絵の国芳“として一躍人気絵師の仲間入りを果たす。

風景画や美人画、役者絵でも多くの作品を残している。

河鍋暁斎も国芳に弟子入りをしていたことがあると言われており、最後の浮世絵師と呼ばれた月岡芳年なども国芳に弟子入りしていたそうだ。

Kuniyoshi Utagawa

Birth and death: 1861-1798

Ukiyo-e artist in the late Edo period.

Born in Nihonbashi, Chuo Ward, into a family that runs a dyeing shop.

He possessed a fantastic imagination and design ability, and also had a solid drawing ability.

There was a time when he called himself Ichiyusai and Asouro.

Around 1811, he became a disciple of Utagawa Toyokuni I, but he spent a long time in trouble.

By the way, he was born in the same year as Utagawa Hiroshige, who is famous for his landscape paintings, and was active in the same era.

From 1818 to 1830, following the popular Suikoden boom, he created a nishiki-e series of ``One hundred and eight popular Suikoden heroes''. It became very popular, and he suddenly joined the ranks of popular painters as ``Kuniyoshi of Warriors''.

He also produced many works of landscape paintings, paintings of beautiful women, and paintings of actors.

歌川國芳

出生和死亡：1861-1798

江戶時代後期的浮世繪藝術家。

出生於中央區日本橋的一家經營染坊的家庭。

他擁有奇思妙想和設計技巧，以及紮實的繪畫功底。

也曾自稱一遊齋、麻郎等。

1811年前後，成為一世歌川豐國的弟子，但長期在不幸中度過。

順便一提，他與以山水畫聞名的歌川廣重同年出生，活躍於同一時代。

1818年至1830年，隨著水鼓登的流行熱潮，他創作了錦繪系列的《一百零八名水鼓登英雄》。 大受歡迎，一下子以“武士國芳”的身份加入了人氣畫家的行列。

他在山水畫、美女畫、演員畫等方面留下了很多作品。